バルトレックスの副作用は?

バルトレックスは、基本的に副作用が少なく安全性の高い抗ウイルス化学療法剤とされていますが、眩暈や頭痛、眠気などに加え、下痢や吐き気などの胃腸症状、発疹などの皮膚症状など軽度の副作用が発現するケースがほとんどとされ、飲み忘れた方が生物学的利用能の高いバルトレックスを過量服用し意識障害や精神障害を引き起こすケースが稀にあります。又、バルトレックスの服用において非常に稀なケースですが、血尿や浮腫みなどの初期症状が発現する急性腎不全、蕁麻疹や全身発赤などの初期症状が発現するアナフィキラシー様症状、眼の充血や水膨れなどの初期症状が発現するStevens-Johnson症候群、間質性肺炎、膵炎、重い精神神経症状などの重篤な副作用が発現する事もあります。
しかし、バルトレックスの主成分であるバラシクロビルは経口服用後約30分程度でデオキシグアノシン三リン酸と構造が酷似しているアシクロビルに分解されアシクロビルに代謝され、87%~97%が腎臓から数日で体外に排出されるので肝臓や腎臓などの臓器に蓄積される事無く安全とされていますが、高齢者や腎臓の機能が低下している服用者は排出が遅くなるので、服用間隔の延長や服用量の調整などの策を講じないと過量摂取となり副作用の原因となります。
又、バルトレックスの服用の際のガイドラインは、年齢では無く服用者の体重が40Kgを超えているかであり、体重が40Kgを超えていれば子供でも成人と同量を服用しますが、逆に大人でも40Kgを下回れば1Kgあたり25mgのバルトレックスを服用します。その為、体重が40Kg以下の成人が成人と同量を服用すれば、過量摂取となり副作用のリクスが高くなります。小柄な女性は、特に気を付ける必要があります。