バルトレックスはジェネリックもある?

バルトレックスは、イギリスに本社を構える世界的なグローバル製薬メーカーであるグラクソ・スミスクライン株式会社が製造販売する医薬品であり、口唇ヘルペスの原因とされるHSV-1や性器ヘルペスの原因とされるHSV-2、水痘・帯状疱疹の原因とされるVZVの治療薬としてアメリカやヨーロッパ各国で承認されています。しかし、バルトレックスの医薬成分としての特許が2013年12月に期限切れとなった為に、バラシクロビル顆粒50%やバラシクロビル錠500mg、バラシクロビル粒状錠の商品名の後に後発の製薬メーカーの社名やイニシャルが追記され、バルトレックスのジェネリック医薬品として安い価格で製造販売されています。日本の複数の製薬メーカーも製造販売しています。
バルトレックスとジェネリック医薬品は、第1世代の抗ウイルス化学療法剤のゾビラックスの主成分であるアシクロビルのプロドラッグであるバラシクロビルを主成分とするデオキシリボ核酸ポリメラーゼ阻害薬に分類される第2世代の抗ウイルス化学療法剤です。バラシクロビルは、バリンが付加された事でアシクロビルの様に胃で吸収される量が減り、薬剤の多くが腸で吸収され生物学的利用能がアシクロビルの3倍~5倍になったとされ、1日の服用回数が半分以下の2回~3回に減っています。
又、ジェネリック医薬品については、主成分が同一でも賦形剤や添加物の種類が異なるケースがあるので、先発医薬品の許容範囲内の薬効が得られるかを確かめる為に、ジェネリック医薬品を実際に被験体が服用し血中濃度の推移や吸収率などを測定する生物学的同等性試験が行われています。その為、ジェネリック医薬品も先発薬のバルトレックスと同様に安全性の高い抗ウイルス化学療法剤と言えます。